SA(支援型)
基本的な価値観
相手のために尽くし、支え、成長や変化を促したいと思うのがSA(支援型)の特徴。
相手からの「感謝や愛情のお返し」や、相手が「健やかで安定した生活を送ること」「成長していくこと」が、SAの幸せです。
しかし、相手の「感謝や愛情のお返し」や「変化・成長」がないと、自分の存在理由を見失ってしまうことも。
また、心の奥では「お返し」を期待していますが、自分からは「感謝して」とは言い出せず、すれ違いが起ることも。
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SAの恋愛傾向
1.SAの特徴
好きな相手には、とことん尽くすタイプです。献身的で、世話好き。相手の細部にまで配慮して、相手の成長や成功を願い、支えます。
でも、一方的に尽くそうとしすぎて、自己犠牲的になりやすく、自分のことを後回しにしてしまったり、相手が気持ちを汲み取ってくれなかったりして、少しずつ心が疲弊することもあるでしょう。
2.SAの魅力
自分が多少犠牲になったとしても、細かい配慮ができて、相手のために尽くせるのが、SAの魅力です。
一歩引いた立ち位置から、相手の成長や挑戦、頑張りを支える役割を果たせることができ、包容力があって、安定感と信頼感のある関係を築きやすいタイプです。
3.SAの失敗パターン
尽くしたいから尽くすのだけど、相手から「感謝」「誠実な対応」などの「愛情のお返し」がないと、本音や気持ちを抑え込み、我慢や虚しさを溜め込んでしまいます。
限界まで我慢した結果、「私はこんなに尽くしてるのに、分かってもらえない!」と、溜め込んだ感情が爆発して、関係を終わらせてしまうことがあるでしょう。
また、「この人には私がいないといけない!」「私がお世話してあげないと!」と思い込んで、依存的になって、離れられなくなってしまうこともあるでしょう。
相手に尽くすことで、「自分は役に立っている」「自分は必要とされている」と居場所や自己肯定感を感じられるからです。
この場合、相手の「本音」や「本当の願い」、「必要としているサポート」が見えなくなっていて、無意識の内に、相手の成長や自立、願いの成就の妨げになってしまっていることがあるでしょう。
4.関係を深めるために
「察してほしい」「いつか分かってくれるはず」を手放し、自分の本音や願いをきちんと言葉にして伝え、お互いに支え合える「対等な関係」を築いていくことが大切です。
相手に頼ることや本音や願いを伝えることは、「弱さ」「甘え」ではなく、信頼の証です。
もし相手が、いつまで経っても、あなたの本音や願いを受け止めてくれないなら、相手は、あなたを本気で大切にしようとしている訳ではなく、あなたの優しさや期待に、ただ甘えているだけです。
あなたは、もう充分に相手を大切に思い、相手のために尽くしてきたでしょう?
その場合は、もう区切りをつけて、あなたをもっと大切にしてくれる人を探すべきかもしれません。あなた自身の幸せのために。



